FM TOWNSのICカードスロットに装着して使用できるFRAMカードで、フリーで公開されているICカード版の救済IPLを使用するための物です。
外付けSCSI-CDドライブからの起動が出来るようになります。
救済IPLをインストールした状態で発送いたしますので、このカードをTOWNSに挿せばすぐに使用できます。
内蔵CDドライブが壊れてしまったとか、まだ動作するけど温存したいから外付けSCSI-CDドライブで運用したい方向けの救済アイテムです。
説明書を無料アップローダーに置きましたので、よければご覧ください。
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対応機種は
ICカードスロットを持つ、386DX 486 PentiumのFM TOWNS
386SX機では使用できません。(MARTY、MARTY2、CARMARTY、UX、UG)
読み書きは出来ますが、現在救済IPLが386SX機の対応準備中のようです。
PC-98など他の機種でも使用できません。
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発送はクリックポスト、レターパックプラス、ゆうパック60サイズ自宅集荷の何れかの予定です。
基本的な商品説明はここまでです。
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以下は救済IPLって何?って方向けの説明になります。
救済IPLはTOWNSエミュレーター津軽の制作者である山川機長 様が制作したすごいソフトなのです。
救済IPL入りのICカードから起動するとメニュー画面が表示され、起動ドライブ選択の項目でSCSI CD DRIVEを選択すると、
SCSI-CDドライブから起動します。
FD+CD構成のゲームの場合はメニュー画面でFLOPPYを選ぶとFDから起動し、SCSI-CDドライブに入れたCDを読んでくれます。
(光栄のゲームなどCDから起動しFDを読む順番のソフトウェアもありますので、その場合はSCSI-CDを選んでください)
他の機能として、ドライブ構成の設定や、CMOSのバックアップや復元機能もありますので、電池切れのTOWNSで運用する場合にも便利です。
当方は電池切れの本体でメモリ、起動ドライブ、ドライブ構成、パーティションの設定をOSで1度行い、それをICカードにセーブして起動時に毎回それを復元させています。
TOWNS本体のオーディオミキサーが有効になるので、SCSI-CDドライブのオーディオアウトはTOWNSのオーディオインにケーブルで接続してください。
24kHzモードの画面は31kHzに変換されます。
動作しないゲームがあるなど制約はあります。
デバイスドライバが不要なので簡単に使えます。
その昔、外付けSCSI-CDドライブを内蔵CDドライブの代わりとして使用できるドライバ(CDISC2)が公開されまして、
動作しないゲームがあるものの大変ありがたい物で重宝していましたが、今では対応するフリーのSCSI-CDドライバ(CDSDのTOWNS対応版)は自力でソースコードをビルドする必要があってハードルの高い物です。
(ビルド方法は雑誌にも掲載されましたし、当時はビルド済みの物も低価格で販売されていました。)
周辺機器メーカーのCDドライバは、SCSI-CDドライブを購入してもTOWNS用ドライバは別売りである事が多く、中古市場でもあまり見かけません。
近年になって、CDISC2を元に改良されたYSSCSICDが登場し、対応ソフトも増え、またCDドライバとしての機能も内蔵しているので手軽に利用できるようになりました。
そのYSSCSICDをIPL起動の段階でロードすることで、さらに対応ソフトを増やしつつ、CONFIG.SYSやAUTOEXEC.BATへの組み込みを不要にして、まるで内蔵CDドライブを使用しているかのようにSCSI-CDドライブを使えるようにしてくれるのが救済IPLです。
何度かバージョンアップもされて対応ソフトも増えました。
TownsOSのバージョンや独自BIOSを搭載したCDかどうかも気にする必要が無くなりました。
神ソフトウェアだと思います。
今までSRAMカードに救済IPLを入れて使用していたのですが、とうとう電池が切れてしまい、メンテナンスフリーで長く使える物を複数欲しいと思っていましたので、
今流行の電池不要のメモリを使用したカードを作りました。
SRAMカードもずっと高値で人気なので、追加入手も困難でした。
ちなみにFRAMとは、SRAMと同じように読み書きできるのに電池が無くても保存してくれる夢のようなRAMです。
(FLASHROMで必要だったイレースが不要。完全にRAMとして使えます)
なお、救済IPLはICカードでないと使えないわけでは無くフロッピー版やHDD版もありますので、そちらでその凄さを体験してから検討して頂いても良いでしょう。
ICカード版の方はFD版に比べてFD+CD構成のゲームやセーブディスク使用時にFDイジェクトの手間が省ける点で使いやすいメリットがありますし、
フロッピーも今では安い物では無く、カビなどで破損しつつあるのでICカードは勧めです。
フロッピードライブの動態保存の観点でもメリットがあると思います。
あと、滅多に使わないICカードスロットを埋める満足感が得られます。
ICカードからの起動方法は、キーボードのI、C、Mの3つのキーを押しながらリセットするか、起動ドライブをFDにしておいてFDを挿入していない状態で電源を入れるか、
電池切れの本体の場合は起動ドライブがFDになっているので、FDを入れていない状態であれば自動で起動します。
最近ではODEが登場し、安心して実機を運用できる道がさらに増えました。
ODEはCDイメージで、救済IPLは実CDを使用するので両方で補完しあえてメリット増し増しなので、この機会にぜひ検討してみてはいかがでしょうか。
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以前のFRAMカードとの違いは下記のとおりです。
読み書きのタイミングを調整する事で動作に余裕が出来ました。
写真6枚目の環境でチップを検査してからはんだ付けをしていたのですが、ある時期になって
数bitだけエラーが出るようなロット?を仕入れてしまい、製造を中止すると共に原因を調査
していました。結果としては例えるなら70ns刻印のFRAMなのに60nsで読み書きをしたため、
性能が下振れした品ではエラーが発生する状態だったことがわかりました。
なのでSRAM向けのタイミングなTOWNSのICカードスロット信号をFRAM向けに調整しています。
(無駄な待ち時間を削って、空けた時間を必要な待ち時間に割り当てました)
MARTY、UXで読み書き出来るようになりました。
※ただし現状は救済IPL自体が386SX対応準備中のようでまだ対応していません。
ライトプロテクト時は書き込み禁止通知を行うだけでなく、完全に書き込み出来なくなりました。
(ライトプロテクトスイッチの状態を確認せずに書き込みを行うプログラムでも書き込めません)
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以前のFRAMカードをお持ちの方で、本品同等へ変更をご希望の場合は
以前のFRAMカードをこちらに送付の上、2500円(クリックポスト返送費込み)で交換いたします。
コネクタの入手が出来なくなったので、以前のカードの部品やコネクタを取り外して新しい基板に取り付ける形になります。
この条件で良ければ質問欄に「交換希望」と書いてくだされば、そのためのオークションを出品いたします。
ただ、安定して動作しているのであれば、無理に交換する必要は無いかも知れません。