プロ棋士が対戦で使う優美な将棋の駒の最高品『盛上げ駒』、「彫埋駒」を作る、全国でも数少ない正道の流れを汲む竹風駒 駒師 大竹竹風。
職人自らが現地で買い付けた御蔵島産の美しい斑の入った島黄楊を材に、天然漆で文字を施した逸品。
写真:竹風駒 駒師 大竹竹風

竹風作 種類:彫埋駒
東京駒の流れを汲む最後の駒師、巨匠大竹竹風の作品です。
「御蔵島産 本黄楊」は、素材の木地の色艶、触り心地、重さ、質感の全てにおいて最高の素材です。
織り成す虎斑状の「朱い紋様」は「アテ」とよばれる黄楊の油分の織り成す美しい紋様で、「虎斑(とらふ)」といい、将棋駒のなかで最高級の素材です。
この煌めくような朱い油分の織り成す「紋様」は、木の宝石のような美しさで、キメ細かく、流麗な朱い光を纏っているようです。
書体は人気の「菱湖」。
巻 菱湖(まき りょうこ)は、幕末を生きた高名な書家で「幕末の三筆」の一人。「菱湖流」と呼ばれ、平明で端麗な書体は書の手本として用いられています。
菱湖書の特徴は細身かつ流麗な書体にあります。
「竹風」作には名品が多いですが、本品はそのなかでもトップクラスの逸品だと思います。
☆未使用保管品☆です。
巨匠大竹竹風作の彫埋 将棋駒です。
余り歩は2枚です。
サイズ(縦×横)
王将 33mm×28mm
飛車 32mm×27mm
歩兵 28mm×23mm
おおたけ ちくふう
大竹 竹風(二代目)生誕
1944年1月(82歳)『Wikipedia』
「竹風駒」は、プロ棋士のタイトル戦でも使われている。
竹風駒の木地は、伊豆七島の
御蔵島の原生林で伐採された
黄楊を4-5年寝かせて使用する。
木地は木目により「柾」(まさ)、「杢」(もく)に大別される、柾はさらに「赤柾」、「糸柾」等、杢は「虎斑」(とらふ)、「孔雀杢」、「根杢」(ねもく)、さらに細かく分類される。
光の加減により木目が美しく変化する「虎斑」や「孔雀杢」が人気がある。
竹風は「最近は虎斑を使うこともあります」と述べている。
竹風駒で人気がある書体は、菱湖(りょうこ)、錦旗(きんき)、源兵衛清安等。
木地の木目や注文者の好みに合わせて書体を選ぶ。
注文があれば、竹風はどの駒字にも応じる。
竹風は「彫ってて好きなのは菱湖か錦旗ですか、みんないい字ですねえ」と述べている。
日本将棋連盟 将棋コラム において初代竹風駒と二代目大竹竹風駒が紹介されている。
竹風駒は
羽生善治が愛用していることで知られ、タイトル戦でも使用される。
2023年3月4日(土) 掲載
[将棋・棋王戦第3局]駒にも注目!新潟決戦は『竹風駒』 三条市の駒師・大竹日出男さんの作…指しやすさにこだわった「おとなしく、静かな」逸品
2023/3/4 20:50
制作中の盛り上げ駒を前に、駒について語る駒師の大竹日出男さん=新潟県三条市
新潟市中央区の新潟グランドホテルで5日に指される棋王戦第3局(新潟日報社など主催)。
連敗スタートとなった渡辺明棋王(38)が11連覇に向けて巻き返すのか、挑戦者の藤井聡太五冠(20)が最年少六冠を果たすのか。
大一番で用いられる駒は、新潟県三条市在住の駒師、大竹日出男さん(79)=2代目竹風(ちくふう)=が手がけた「竹風駒」だ。
大竹さんは2月下旬、三条市内の工房で将棋界の第一人者、羽生善治九段(52)がしたためた書体の駒の制作に取り組んでいた。
「盛上」という種類の駒で、文字が少し立体的で、膨らみがあるのが特徴だ。
細い筆に漆を付け、文字を何度もなぞって、仕上げていく。
大竹さんは、他の仕事もこなしながら、ここ2年ほど、羽生さんの駒の制作に打ち込む。

細い筆を使い、漆で文字を書いていく盛り上げ駒。
大竹日出男さんの技が光る
日本将棋連盟は将棋会館の建て替えに伴うクラウドファンディング(資金募集)で、羽生さんの書体の駒を返礼品の一つに用意した。
必要な寄付額は350万円。
連盟はこの大事な駒の制作を大竹さんに託しており、信頼のほどがうかがえる。
羽生さんとの親交もある大竹さんは「羽生さんらしい字。独特さを生かしたい」とした上で、「普段使う書体と違って、文字の線と線の間が狭いところもある。
線同士がくっつかないように、漆をちょっと硬めにするといった工夫をしている」と説明する。
数年前にも、日本将棋連盟の佐藤康光会長(53)が三条市の大竹さん宅を訪れ、自筆の駒の制作を依頼している。
この時の駒は、すべて売れる人気だったという。
初代竹風の父・治五郎(はるごろう)さんの跡を継ぎ、21歳で駒作りの道に入り、60年近くとなる。
現在は妻と弟と3人で「竹風駒」を手がける。
駒には、彫刻刀で文字の形を彫り、漆を入れる簡素な「彫り」、彫った文字の部分が平らになるよう漆を埋める「彫埋」、文字を漆でなぞって膨らみを出す「盛上」と幾つもの種類がある。
盛上は1組数十万円はくだらない。
タイトル戦の対局でも盛上が用いられる。
大竹さんの盛上駒について、自らも所有し、タイトル戦の舞台でも指したことがある羽生さんは8年前の新潟日報社の取材で、「癖がなくて見やすく、素直。バランスがよく、とても指しやすい」と評価している。
指しやすさは、大竹さんも意識する。
例えば駒の字の書体は昔から伝わるものが幾つもあるが、大竹さんはその書体をあまり崩さない。
「棋士は盤を挟んで、ばちばちと火花を散らすでしょう。書体を誇張するといった個性の出し方もあるけれど、せめて盤上の駒はおとなしく静かな方がよいかと」。
対局者のことを思いやる。
駒の材料となる「木地(きじ)」にもこだわる。
最高のものを求め、東京・伊豆諸島の御蔵島から送ってもらうツゲで作る。
「御蔵島には天然の木が残っている。植林と違って赤みがある、何ともいい色合いです」と大竹さん。
いい模様の入った杢は特に愛好家に好まれる。

「杢(もく)」という模様が入った将棋の駒となる木地。
東京・御蔵島で取れたツゲの木を使っている
「もうこの年だし、最後かもしれない。
向こうから木を送ってくれる人も私より一つ下で、木を切るのは今年で最後かもしれないと言っているんでね」と話す。
原材料を仕入れ、乾燥する時間も考えると、今年、ツゲの木を仕入れたとして、駒を作るのは4、5年先になる。
その時は80歳を超えている。
「自分でだめにならないうちに、見た目でああ落ちたなと思う前に、引退するのが一番だと思う」と語る。
跡継ぎはおらず、竹風駒はいつか作り手がいなくなる。
寂しいけれども、大竹さんの話の端々からは、力のある限りは、駒作りに打ち込むという気概も感じる。
そんな職人の思いのこもった駒を使い、渡辺棋王と藤井五冠は新潟決戦に臨む。
★注意事項★
☆未使用☆保管品☆ですが、竹風工房で手造りされてから、歳月を経ております。
とても細かい傷やシミなどが気になる方、神経質な方は入札をお控えください。
入念に商品を点検して出品させて頂いておりますが、小さなキズなど見落としがあるかもしれませんのでご理解、ご了承の上でお願い致します。
キャンセル、返金はできませんのでご注意ください。
写真を拡大してよくご覧になり、不明点があればお問い合わせください。
★注意事項★に同意してくださり、この珠玉の竹風駒を大切にしてくださる方のご入札を心よりお待ちしております。