製品: バンダイ HGUCシリーズ
サイズ: 1/144スケール
使用頻度:202510/24完成
劇場版SEEDの終盤ラストバトルのさなかに「出て」くるアスラン機、インフィニットジャスティスの弐式です。 追い込まれていたキラに加勢しブラックナイトスコードシヴァとの接近戦を引き受け、斬撃の応酬でアニメの動画アクション面での充実度を満たしてくれます。
アニメ2期DESTINYのラストで月面の巨大ビーム砲レクイエムを破壊する際にバックパック装備ファトゥム-01を特攻させたからか、ここの装備がフォランテスなる新型に変わっています。 が、ここの指定色がジャスティス本来の配色とは異なりグレーゆえ、ポン付け感というか継ぎはぎ感が出ているのがいただけません(私の主観ですよ)。 なのでこれをファトゥムの機体色に総アレンジし、機体側との統一感を持たせる見栄えに変更しました。
工作的には肩まわりの合わせ目が残る造形を変更するためパネル割りの変更をしたり、塗装利便性を確保するためフレーム部を「あとハメ工作」したり、細部の造形追加やビームエフェクトの先端鋭利化などをおこなっています。
エンブレム類にはアスランの活動する隠密組織ターミナルのエンブレムと機体型式表記を自作水転写デカールにて新規作成しました。
◇キット構成への工作点
頭部V字アンテナを研ぎだし鋭利化。 先端のぜい肉フラッグを切除して背面を平面化したのちに上下面を削り込んで整形しています。
頭頂メインカメラから耳まわりインテークへの造形ラインをスジボリ工作で彫りつけ。 いわゆる1stガンダム等「連邦型MSの」頭部にスミ入れ塗装を定着しやすくするための工夫でございます。
胸部前面のホワイト部の腹部まわりにあたる両側面にドリル工作による三連開口モールド追加。
肩外装アーマーのパーツ合わせ目ごまかし造形ラインを完全に埋め、別のパネル割りラインを前後に彫って見た目を変更。 肩のド真ん中を割っている合わせ目を深くして「モールドです」としている製品仕様がダサいので、平面に埋めてから別解釈の見た目に変更。 このジャスティスの両肩上面に追加したブラック面のパネル境界にあたります。
両肩アーマー(ピンク)と突起(ホワイト)の連結を「あとハメ工作」。接続ピンを切除して塗装後に組み合わせ接着固定。
両肩アーマー外装と肩フレームの連結を「あとハメ工作」。近代のSEED系ガンプラにおける肩の上の合わせ目、それをを許容できないモデラーにとって工作的に解決してしまいたい色分け分割です。肩外装(ピンク)の内側の軸受け構造を「C」の字に加工し、肩フレーム(シルバー)を下からパチンと張力ではめこめるようにして作っています。
足首前面カバー装甲(ブラック部)の左右側面に台形の四角いパネル造形を装着。コトブキヤMSGの角モールド2(ランナーP-125)を使用。
足の裏のつま先まわりにゴールド部のツメ造形を追加。 コトブキヤMSGの角モールド2(ランナーP-125)から使用。
ビームライフルの上部にある可動式の光学センサー部の後ろがわの空洞ををマルイチ造形を装着することで穴塞ぎ。コトブキヤMSGのマイナスモールド(P-101)から使用。
サーベルエフェクトのうち、頭部ビームホーンとシールドのビームブーメランの先端を研ぎだし。 製品仕様のままでは丸みがありすぎるので見栄えを向上させるためにやや薄く・細く加工。 軟質素材なので研ぎの刃がまともにたちませんがそこは人為的努力で。
また、私のこれまでの出品作例にもあるようにメッキビーズ使用による細部ノズル追加工作とステンレス針を打ち込んでのピン打ちリベット追加工作もおこないました(彩り追加の工作)。
◇全体の基本的な製作は 各部接着を経ての合わせ目処理&パーティングライン処理・サーフェーサー・ガイアカラーによる塗装(つや消しコート含む)。 ガンプラを完成製作させるスタンダードな工程でおこなっています。 スミ入れはタミヤのエナメル塗料流し込み。色はグレーやブラウン系を使用しています。 スミ入れ塗料が定着しにくい形状の部分などには0.05mmマーカーでのふき取り手法も使用しています。
塗装パターンはアニメ劇中色のアスランカラーをベースとしつつ、各部の細部造形を拾うようにホワイトとブラック面を追加していくアレンジ。 またバックパックウイング装備のフォランテスについては先代までのジャスティスの装備ファトゥム-00/01同様の機体色に合わせたパープルカラーに変更。パーツ単位ではなく造形パネル単位で配色を変更し、 パープル/ホワイト/ブラック/シルバー といった配色も引き継がせウイング先端の銃器造形の細部まで多色化しました。 ノズル内径はイエローグリーンです。
具体的な変更は
1.両肩上面のブラック化
2.股間ブロック上部のイエロー化
3.腰フロントアーマーのノズルまわりをホワイト化
4.腰サイドアーマーの中央部をブラック化
5.足首のつま先・かかとをブラック化
6.ビームライフルの側面のマルイチ造形2つ×左右両面はガンメタル化
7.シールドブーメラン発生部をブラック/ホワイトでのツートーン化
8.バックパック装備フォランテスをファトゥムカラーに変更
ビームライフルは純正色グレー部をガンメタル化。1stガンダム系の出品では配色細分化を頑張りますが、こういったSEED系主人公クラス機は多色化するまでもなく配色に機体のボディーカラーをのせてくるほどにカラフルなのでさほど派手なことはしていません。
フレームや関節類の塗装などにはグレーではなく調色したメタル系を使用。アスラン機のジャスティスの場合シルバーなのでメタリックマスターで発色を上げたピュアなシルバーを主体に、アーマー裏地のメカ露出やノズルまわりなどで純色グリーンを混ぜての緑寄りなガンメタルを使用しています。 これらは外装部と違い光沢クリアー表現です。
◇以下、カラーガイド(※比率の%は曖昧な感覚的数値です)
レッド(ピンク)部 ブリリアントピンク70% ブライトレッド20% ホワイト10% シャドー部にはブライトレッドを足して濃くした色を使用
パープル部 マイザーパープル50% HG02ヘキサバイオレット50% シャドー部にはブラックで暗くしたものを使用
ブラック部 ブラック70% ホワイト20% ブライトレッド10%
ホワイト部 ホワイト95% ミディアムブルー5%
イエロー部 オレンジイエロー80% ホワイト20%
ノズルまわりのグリーン部 メカトロウィーゴカラーれもん70% エメラルドグリーン30%
シルバー部 シルバー100%
ガンメタル部 シルバー60% 純色グリーン20% ブラック20%
足裏ゴールド部 スターブライトプラス100%
ビームサーベルエフェクト 発生部 ホワイト100%→全体 蛍光ピンク100%→先端寄りを蛍光ブルーを足してやや暗く のグラデーションパターン
◇細部表記に使用した市販品デカールは主にハイキューパーツ製。RBコーションデカールを主体に使用。 ほぼ全体でホワイトの書体をメインに使用しており、肩の先端ホワイト部などごく一部にレッド表記の書体を使用しています。
細部の長方形な細部表記(グレー/レッド/イエロー/ホワイト 等)はベルテクスデカール
外装各所のホワイトやメタルブラックの幾何学模様(胸部上面・シールド先端 など)はHJとGMのラインデカール
フォランテスの主翼の上下で挟まれる面にはシルバーのラインデカール(斜線警告パ゜ターン)を使用しています
◇自作品の水転写デカールも数種を使用。 クリアデカールにレーザー※Laser related products (import and export documents required), so we cannot assist in purchasing. プリンターで印刷したもので水ににじむ心配なく使用できるものです。 定着にはかなり強めな軟化剤(10秒もつけるとデカールが溶解するスーパーハードタイプ)を使用。
1. 劇中のアスランが活動する隠密機関「ターミナル」のエンブレム。 「T」の字を中央縦割りにイエロー/ダークレッドに塗り分けたデザインの上部に「TERMINAL」のスペル表記をあしらったデザイン。デザイン画は組立説明書にも載っている公式のものを使用して作成。 キラやシンの機体と違ってコンパスの指揮下で運用されているわけでないのでこのエンブレムを使用しています。 使用箇所は左肩前面/両脚側面ホワイト部/フォランテスの左ウイング上面
2.機体型式表記「ZGMF-X191M2」。 所属表記とモデルコンセプトを意味する細部表記も併記し、「TERMINAL ZGMF-X191M2(下線 以下細部表記)」の内容で横長長方形のダークグレー書式にデザインしています。 この型式表記デザインは私が昨今作成したSEED系MSの出品作例すべてで共通の書体で作成しており、先に落札されたドムトルーパー、グフイグナイテッド、ゲルググやギャンのほかムラサメ系や同日出品したマイティーストライクフリーダムとも共通させたデザインにしています。 使用箇所は 右肩前面/フォランテスの主翼上面(左右)/腰リアアーマー。
3.CAUTION・大腿部前面の細部表記・関節可動部BEWEAR・ナックルインパクト・先端打突部警告 など諸々のお約束デザイン(歴代の自作デカールの累計)。 SEED系のMSは足首の横幅などスリムな造形のものが多くデカール使用面が狭いため、今回からそういった寸法の問題をクリアしやすいものを大量にリデザインして投入しています。
◇機体各所にビーズ工作及びピン打ちによるメタル調細部ディテール工作もしてあります。色はゴールドメッキとシルバーメッキ。サイズは1.5mmと2mm。 胸部など暗いボディー面にゴールドを、明るい面にシルバーを配した使用パターン。
ピン打ちリベット工作に使用しているのは有頭5号針(針の軸側0.6mm)です。針の太さとドリル開口穴のサイズをあわせ、接着なしにスナップフィットさせて固定しています
◇機体本体以外の付属品は
ビームライフル 武装としてのモデル名称「MA-M1911高エネルギービームライフル」。アニメ二期SEED DESTINY当時と同一とおぼしきライフル。
シールド 「MX2002 ビームキャリーシールド」。これもライフル同様引き継がれている装備。ビームシールド展開機能・ブーメラン脱着・ワイヤーアンカー射出 などすべて再現可能。
ビームサーベル×2 ビーム部も×2付属。モデル名称「MA-M03D アクータラケルタ」
バックパック装備フォランテス モデル型式「M2X32E」
手首バリエーションは 銃器持ち手兼握り拳(左右) /平手(左) 全合計3個になります。
そのほかのサーベルエフェクト類
1.脚部スネ 「MMI-S1M7 トーニトゥルス ビーム重斬脚」 ×2
2.フォランテスのウイング前面 「MA-R259ビームスライサー」 ×4
3.シールドから展開する 「RQM55シャイニングエッジビームブーメラン」 ×1
4.ラストバトルの決め手となる隠し武器 「MA-F2002 スピッツェシュヴァート ビームホーン」 ×1
ビームシールドエフェクト
シールドから飛び出す有線式アンカー「EEQ8 グラップルスティンガー」再現用のリード線
組立説明書
ホイルシール(未使用)
以上です。
劇場版SEEDにおけるアスランは強く(色々と)、皆が絶体絶命のピンチに度々駆けつけるわ、キラをケンカでボコすわ、女の理解力でマウントとるわ、フリーダムを操縦してみせるわ、敵の読心能力を「使えないな」と散々に煽るわで「アスラン最強説」が飛び交うことに。
このジャスティス弐式で暴れるのは盛り上がりがピークに達する最終局面の数分だけで、キラやシンよりもトータルでは少ないはずなんですが、おいしい場面をさらいにさらいまくった果てにサーベルの斬撃戦にて強敵を討つ活躍はアニメ2期 DESTINYの同一人物とは思えないくらい。さすが劇場版です。
それでも妄想攻撃には笑ってしまったという方々にどうぞ。