ご覧いただきましてありがとうございます。こちらは、富士重工株式会社(現:SUBARU)が1946年~1968年まで生産していた「RABBIT」になります。
「ラビットスクーター」の愛称で親しまれ、日本にオートバイの文化が根付く以前に国内市場を独占していた、
いわば元祖スクーターです。
※これまでの状態にさらに手を入れたため、最新の画像と共に再出品です。※
早速車両の説明に入りたいと思います。
今回出品する車体は、私で8オーナー目になります。
7人目のオーナー様は、毎日往復50kmの通勤で使用していました。
その方が飼うまでの間のどこかで、ラビットに強いショップ様によるエンジンのO/Hが行われたそうです。
そのかいあってか、異音もなくすごく好調に走ってくれます。
私も往復20km程度の通勤で使用しておりますが、特に不安な点は無いです。
通勤の足として使うことで併せてコンディション維持も行っているので、走行距離は常に伸びます。ご了承ください。
★車両情報★
メーカー:富士重工(現:スバル)
車種:ラビットS301Aツーリング
型式:S301AT
車体番号:S301A-55***
エンジン番号:ES36A59***
走行距離:17647km ←(2026/4/12時点)
301シリーズの中でも初期型にあたる、「S301A」と言うモデルです。
中でも左右メッキモール・前後専用リアキャリア・フロントバンパー・一体型ダブルシート
を備えたこちらは「S301AT(Tはツーリングの頭文字)」と呼ばれ、新車出荷は当時1600台程
と言われている大変貴重な1台となっております。
★私が飼い主になってから行った大まかな整備・修理★
・フロントブレーキワイヤーをリプロ品へ交換/調整 ←(こだわりのグレー被膜)
・リヤーブレーキワイヤーをリプロ品へ交換/調整
・アクセルワイヤーをリプロ品へ交換 ←(こだわりのグレー被膜)
・クラッチワイヤーをリプロ品へ交換/調整 ←(こだわりのグレー被膜)
・シフトチェンジワイヤーをリプロ品へ交換/調整/インナーワイヤー長を加工して最適化 ←(こだわりのグレー被膜)
・スピードメーターワイヤーをリプロ品へ交換 ←(こだわりのグレー被膜)
・スピードメーターギヤユニットの清掃・給油
・フロントホイール取り付け部のリンクユニットを清掃・給油
・左グリップのギヤーチェンジユニットを分解・清掃・給油
・スロットルホルダーの清掃・給油
・レギュレーターを中古良品へ交換
・バッテリBatteries are considered dangerous goods under international shipping regulations and cannot be shipped. ーを交換/出荷当時の6V直列2個繋ぎへ復元
・ホーンの分解・清掃・調整
・ポイントの清掃・調整
・燃料タンク外観徹底洗浄 ←(内部は状態良好)
・燃料コックの清掃 ←(タンクとの接合部にシールテープを巻き、滲みの防止を強化)
・燃料ホースの交換
・コンデンサーを交換
・セルダイナモ裏のオイルシール交換
・キャブレターを分解・清掃
・キャブレターのオーバーフローホースを制作
・キックスターターユニットを中古良品へ交換/分解・清掃・給油
・空冷ファン及びシリンダー周りのシュラウドをオリペン部品へ交換
・スイングアーム及びエンジンマウントを中古良品へ交換・清掃・給油
・リヤーサスペンション下部のリンクを清掃・給油
・上記個所のシャフトを清掃・給油
・リヤーインナーフェンダーを中古良品へ交換
・リヤーアクスルオイルシール交換
・エアクリーナーエレメント交換
・リヤーブレーキスイッチを分解・清掃・給油
・テールランプを中古良品へ交換
・前後ホイールを中古良品に交換 ←(内側の程度が極上なホイールなので、チューブレスにできます。)
・前後タイヤを交換 ←(交換して半年も経っていないので、バリ山です。)
・左右サイドカバーの上下当てゴムをリプロ品へ交換 ←(A型用リプロ品が長期欠品のため、B型用を代用)
・ヘッドライトとお面の機密を保つリング状のパッキンをリプロ品へ交換
・左右サイドカバー裏のゴムダンパー4個はB型用のリプロ品に交換
・サイドカバーとフネの機密を保つウェザーストリップをリプロ品へ交換
・リアステップのゴムマットをリプロ品に交換 ←(撮影後に部品が届いたので、画像は交換前です)
・グリスニップルの清掃と破損したものはリプロ品へ交換
・グリスニップルのゴムカバーを流用品にて取り付け
・サイドスタンド稼働部の清掃・給油
・センタースタンド可動部の清掃・給油
などなど...。
上記以外にも、様々な細かい整備を行っております。
※これまで手掛けた内容は記録簿として残しているので、納車の際にそちらも併せてお渡し致します。
[↓以下は個人的に出品者が気になる点です↓]
見ての通り、白と緑の2色で再塗装されております。
私の知る限り、新車当時の301Aツーリング(以下301AT)は、フネやステップが青色でお面やサイドカバーが白という
パターンしか存じ上げないので、この配色が元オーナー様の希望だったのか、当時流通していた配色を再現した塗り分け
なのかは不明です。
また、フレームの所々に青い塗装跡があり、それを隠すように本来のフレームカラーに近いグレーで上塗りされていました。
個人的にかなり気になったので、外装をまるっと外し、大体剥がしました。
ただ、フロントのネック周りはお面の脱着やレギュレータ、それに繋がる配線などを全て外さなければ剥がせないのでそのままです。
入手時はB型用ハンドル We cannot assist in shipping and purchasing steering wheels that contain airbags. If they do not contain airbags, press Confirm to place a bid. に変わっていたので、A型用ハンドル We cannot assist in shipping and purchasing steering wheels that contain airbags. If they do not contain airbags, press Confirm to place a bid. 周りを一式移植しております。
その関係で、ハンドル We cannot assist in shipping and purchasing steering wheels that contain airbags. If they do not contain airbags, press Confirm to place a bid. カバーが専用品でないと付けられなくなり、大至急A型用を買ったので、ボディカラーと
ちんばになっております...。
跨って右側のサイドカバー前方に、ラビットマークを固定するための穴を埋めた痕跡があります。
ツーリングはこの穴が無いので、普通の301A用部品を流用したものと思われます。
フロントステップラバーは、当時物が付いております。
ただ、60年が経過しているゴムなので縮んでおります。
そのため、本来はラバーの裏にある突起がステップ側に設けられた穴に嵌って固定されているのですが、寸法が合わず
嵌りません。
※ここからは、分かる人が見れば分かるな内容になります※
ウィンカーレンズが301ATの物ではなく、同じくツーリングモデルであるS302やS402の物に変わっております。
本来、301ATは横線のみのレンズカットですが、S302やS402に使われている、弧を描くようなレンズカットの物が
取り付けられております。
ツーリング以外の、シートがセパレートしているタイプの車両に使われるフネが付いているかもしれません。
(301ATはダブルシートなので、荷台を固定するヒンジ用の4つ穴があいていないのですが、それが見受けられます。
メーカーが汎用部品を使用していたとすればこの仮説は崩れるので、あくまでも個人の予測にすぎません。
シートの土台が純正状態と異なるように見受けられます。
ツーリング車用ではないS301のシートと荷台を溶接して新規に作り直したように見受けられます。。
また、シートの表皮を折り返した部分が1か所破れております。座面はとくに破れておりません
シリンダーが150ccへボアアップされております。
入手時からなので、150ccのキットを組んだのか、既存のシリンダーをボーリングして拡げたのかは分かりかねます。
マフラーに数が所穴があり、そこから排気が漏れ、オイルでべとついております。
ラビットの宿命なので致し方ないです。
現存が少ない一点物の部品ですから、オーナー様は総じて穴を溶接でふさぎながら延命していると伺っています。
できる方は自分で行い、できない方はお知り合いや業者様へお願いしてみて下さい。
(私はあまり気にしていなかったので放置しております)
また、現在付いているマフラーも大変珍しい物でして、ごく初期のみ採用されていた左右の蓋が外せるタイプです。
2サイクルという特性上、いつかは詰まりますが、分解して元凶を直接焼くことができるので大変便利です。
特筆すべき点は以上になります。
出品者の見解
恐らく元のオーナー様は、S402AT仕様を作ろうとしていたのではないかと思います。
外観はS301系と変わらず排気量のみアップした輸出向けのラビットで、S402という車両が存在します。
やはりA型とB型が存在するのですが、ダウンメーター、左サイドカバーの膨らみと後端に取り付けられた150
のエンブレムはA型だけに採用された仕様です。
301ATの良さを残しつつ、機能的には402ATを目指したような雰囲気を感じます。
最終総括です。
口酸っぱく申し上げているように、既に60数年が経過したオートバイです。
外装の凹みThe product may be dented or collapsed, please ask clearly and pay attention before placing a bid. 、傷、錆、その他部品の劣化などは高年式のオートバイと比べると顕著に表れております。
落札後にそういった件で苦言を申し上げられましても、責任を負いかねます。
こうした「ヤレ」を、味としてお楽しみいただけない方は入札を控えていただきますよう、お願い致します。
また極論を申し上げますと、いつ壊れてもおかしくない乗り物です。
自分で面倒を見ることができる方、近所や知人にラビットを修理できる人間がいる方でないと維持は難しいです。
入手前に、少しでも気になることがあれば、まず初めにご質問いただければと思います。
私も答えられる範囲で尽力致します。
※配送の一律価格は適当な価格になっております。
購入者様が決定した段階で行先に合わせて計算し直すのでご安心下さい。
以上、上記を十分理解いただいた上でご検討いただけますと幸いです。
宜しくお願い致します。