人気機種の本機も私のお気に入りのアナログレコードプレーヤーのQL-7Rのグレードアップ版後継機です。
国内版には無い海外版のブラック仕様です海外には国内向けの木目調仕上げは無かったようです。
海外ではこのブラック版が人気が高いようです。海外仕様ですが電源は100Vに設定されているので国内で使っても全く問題ありません。
本機クラスでは新品時にカートリッジは付属していませんでした。
そこで即決で購入された方には特典としてお勧めのカートリッジVictor MC-100ⅡEBと高性能ターンテーブルマットTHT-291をお付けします。
MC-100ⅡEBは針交換可能のMCカートリッジMC-100Eの後継機でプレーヤー付属品のようです。
MC-100Eと殆ど同じ物で付属品仕様なので針は接合楕円針です。グランツ(ミタチ音響)製のOEMのようです。
グランツにはGMC-10Eなどの同様の針交換式のMCカートリッジがあってこのMC-100ⅡEBやDENONのDL-80はその原型でしょう。
GMC-10Eは今でもとても人気ですがMC-100ⅡEBもそれに繋がる系統なのでとても良いMCカートリッジです。
プレーヤー付属品なのでイマイチ安く見られてしまいますがMCカートリッジらしい高解像度の切れの良い音です。
MC型の中では出力はやや高めなのでMM入力でも一応使えますがMC入力の使用をお勧めします。
交換針の入手は困難なので一般的なMCカートリッジとお考えください。使用時間はわかりませんが現状問題なく良い音が出ています。
シェルはテクニカの純銀リッツ線使用の上級版LS-12をお付けします。
THT-291は中古で入手しましたがとても綺麗でほぼ新品かと思います。https://www.piano-bouon.jp/products/tht-291
http://speakercraft.asablo.jp/blog/cat/reference/?offset=5
長岡氏の後継者とされる炭山アキラ氏も絶賛されています。定価6500円とちょっと高額ですが価格に見合った効果が期待できます。本機の当時はまだゴムシートによる音の違いがあまり言われていませんでした。その中でパイオニアがJP-501をプレーヤー付属品として開発し、長岡氏がこれを高く評価して単売品として発売する事になったようです。JP-501はとても素晴らしいゴムシートでしたが販売終了となり残念でしたが現在ではこのTHT-291やオヤイデ製の優れた製品があります。炭山アキラ氏は『SL-1200シリーズは「THT-291と組み合わせることで完成する」といっても過言ではないほどの相性の良さを聴かせてくれたものです。』と仰っています。現行品では使いやすいゴム系ではの最高性能、音質のターンテーブルマットと言えるでしょう。実は本機付属のゴムシートは国内版より軽くイマイチ。前オーナー様はそれをブチルで改造されたようでその影響でゆがみが生じています。オリジナル状態に戻しましたがゆがみで密着が良くありません。とりあえず使えますがここは即決特典のTHT-291の使用を強くお勧めします。 私の絶対お勧めの組み合わせです。即決価格は少し高額にはなりますが絶対に損はさせません。
この機会にぜひ即決で購入される事をお勧めします。
QL-7Rは故長岡氏が特に高く評価し別冊FM fanの読者訪問で読者宅に持ち込んでテストしたりなど盛んに取り上げていた事をよく覚えています。
とても古い機種なので長岡氏のレビューは見つかりませんが当時の友人もそのレビューを参考に購入していました。
当時私はやはり長岡氏が高く評価していたYAMAHAのYP-D7を使っていました。
その後、VictorのTT-81ターンテーブルを使って長岡式の積層合板プレーヤーシステムを作り今でも使っています。
TT-81といえば本機に使われているTT-71の上級機になりますが購入してモーターを見てみると
YP-D7と全く同じモーターを使っていた事にちょっと驚きました。
当時、ビクターは自社機はもとよりヤマハやマイクロなど各社にモーターを供給していました。
ヤマハのあのGTシリーズもビクター製との事です。
一時ヤマハもマイクロもDD第一人者のTechnics/松下製のモーターを使い、ビクターも松下製のモーターを使っていましたが
自社で高性能のモーターを開発後は瞬く間に各社に広まったようです。
もちろん本機に採用されたモーターも同じ物でその後もビクターのプレーヤーには採用され続けました。
実はTT-81のプレーヤーを作ってからも同じモーターを使ったTT-71はずっと気になる存在でした。
TT-81はピッチコントロールと±両方向制御があるとはいえ同じモーターなので基本性能は同様といえます。
しかしプラッターはストロボの構造のため外側が薄く対してTT-71は当時の一般的なターンテーブル同様イナーシャを重視した外側が厚い構造。
ここがずっと引っかかっていました。
数年前にQL-7Rを入手して高いC/Pの非常にバランスのとれた高性能で音の良い機種と納得したものです。
本機はそのQL-7Rのキャビネットをさらに強化、重量増、仕上げの高級化、アームベースの強化
アームのオートリフトアップ、ターンテーブルのオートストップなど細部にわたって改良して完成度を高めた後継機になります。
そのため少し高額にはなり、また故長岡氏の評価はわかりませんが間違いなく推奨されておられた事でしょう。
ターンテーブル部は同じ型番のTT-71ですがQL-A7用に改良されています。回路などは同じと思いますが細かい所は改良されているようです。
なお、本機に搭載されているトーンアームは単売品のUA-5045の同等品と思われる方が居られますが、ちょっと違いますね。
ビクター製のプレーヤーでUA-5045にいちばん近い物が搭載されているのはJL-B61Rなのですが、これも5045の簡易版になります。
それでも基本性能や音などはほぼ同等、ベース部もしっかりしたダイキャストでより強化されています。
また、UA-5045の上級機のUA-7045といえば長岡氏が
『このアームは値付けを間違えたために売れなかった、倍の価格をつけていたらもっと売れただろう』と仰ったものです。
そのため販売中はあまり売れなかったのに販売終了後に価格が上がったりして今でも人気機種です。
実は7045の簡易版の5045の方が高価で複雑なヘリコイド式の高さ調整機構が無い分しっかりとキャビネットに固定され音には有利なようです。
QL-7Rは以前のJL-B44などと比べるとキャビネットは積層合板仕上げから一般的なパーティクルボードに
黒の化粧シートを貼り付けた物になっています。国内版ではローズウッド※Rosewood is a violation of the Washington Treaty and cannot be shipped internationally. の鏡面仕上げで高級感がありますが黒仕様の本機もシャープで精悍ですね。
国内版の本機は複数台入手し整備しましたが海外版は初めてです。内容はほぼ同じといえますが若干違いがありました。
モーター軸受けは古い油をふき取り、新たに超潤滑性の特別なオイルを注油しました。
本機のDCサーボモーターはFG基板があって簡単にはローターは外せないのですがこの部分もいちど外してチェックし注油しています。
全体を特殊なクリーニングワックスなどでクリーニングしました。角部に化粧板の剥がれがあります。
化粧板の欠けた部分は塗装補修してあまり目立たないと思います。
本体キャビネットのパーティクルボードは経年劣化で崩れやすくなります。本機では劣化は殆どありませんが裏側や木口にクリアー塗装しました。
この後も劣化はほとんど無いでしょう。
金属部はプラッターやアームなどコンパウンドや金属磨きクロスで磨きましたが少しくもり、クスミがあります。
ダストカバーも少しキズはありますがコンパウンドで磨き特殊なクリーニングワックスで仕上げてクリアーになりました。
本機などのアームUA-7045シリーズで問題になるウエイト部の下がりは僅かでさらに調整して特に問題はありません。
アームはいちど取り外して丁寧に磨き、軸部もクリーニングして感度良好です。
アームの軸部は古くなるとヤニなどが付着して感度が低下します。ここをクリーニングすると驚くほど感度は蘇ります。
アームリフターもグリスを交換してゆっくりとスムーズに降ります。
劣化しやすいインシュレーターのゴムは僅かに劣化はありますが使用には特に問題はありません。
その他、細かいキズ、スレなどがありますが全体的にはわりあい綺麗な美品かと思います。
添付画像をよくご覧になってご検討ください。写真は下手で申し訳ありませんが多めにupしておきました。
その他、回転も安定してストロボスコープも33回転、45回転も問題なく止まります。ブレーキも問題ありません。
サービスマニュアルに従ってオシロスコープを使って確認、調整。クォーツロックなので回転はとても安定しています。
また、アース線は使いやすいよう端子を付けました。
付属品は純正のゴムシートと社外品のEPアダプター、国内版の取扱説明書と海外版マニュアルのコピーになります。
また、即決で購入された方には上述のカートリッジMC-100ⅡEBと東京防音製高性能ゴムマットTHT-291をお付けします。
私のお気に入りの組み合わせです。ぜひ即決にて購入される事をお勧めします。
オートストップ機能の付いたマニュアル式ですので慣れた方なら問題ないと思いますが
はじめてレコードプレーヤーをお使いになる方はアームのバランスのとり方や針圧の掛け方
アームの高さの合わせ方、カートリッジの取り付け方など一般的なプレーヤーの使い方をよくお調べになってからお使いください。
よくプレーヤーで問題になるのはカートリッジの取り付けによる接触不良とアームの高さ調整ですね。
アームやアームリフターの高さによっては始めは良くても終わりの方までかけられない事などあります。
カートリッジの厚みはそれぞれ微妙に違いますのでよくチェックしてください。
レコードプレーヤーは本機のようにしっかりと重く丁寧に作られていれば、まず良い音がします。
その中ではアームがいちばん音に影響するかもしれません。
本機のアームは単売品UA-5045を本機向けにリファインした同等性能品です。
完成度が高く、音の良い、機能的でとても美しいアームと思います。
国内版は贅沢な木目調鏡面仕上げで高級感がありますがこの海外版は若干ライトなカジュアル仕様になっているようです。
国内版はメインボードは二枚重ねでしたがこちらはQL-7Rと同じ1枚仕上げ、ゴムシートも軽いですね。
ターンテーブルやアーム部は同じ物です。さらに内部のプラグの差し替えで様々な電源電圧にも対応しています。
プレーヤーではマニュアル機よりオート機の方が人気が高いようです。しかし少しでも音に拘るなら断然マニュアル機です。
オート機ではかけるコストをその機構にさかれてしまい肝心の音はどうしても疎かにされてしまいます。
複雑化したオート機構は新しいうちは良いのですが古くなるとどうしても故障のリスクが増大します。
でも寝落ちは心配ですね。そこで本機のようなオートリフトアップ、ストップ機能付きのマニュアル機ですね。
本機当時音に拘った高級機はほとんどこの形に落ち着いていました。
ビクター機のその後は電子制御アームやモーターの進化に向かいました。でもどうでしょうか?
電子制御アームはとても面白いのですが故障しやすい割に音には特にプラスになっていないようです。
師匠の故長岡氏も好みではなかったようです。モーターもコアレスになってコギングがさらに少なくなったようです。
これも単にコストを下げただけにも見えます。実際は初めからコギングの問題はほとんど無かったのではないでしょうか。
私はこの時代のコストのかかったゴツく頑丈なモーターの機種がお気に入りです。
この機種は間違いなく音に拘り続けたビクターが作り上げた素晴らしい銘機といえるでしょう。
レコードプレーヤーはオーディオ製品の中では特に繊細でその取り扱いには熟練が必要かと思います。
私は今でもレコードを聴くことがメインで多くのプレーヤーを使用してきました。
やはりオーディオマニアでしたらレコードを聴きましょう。
メカ部分がほとんどのアナログレコードプレーヤーはオーディオ機器の中では本当に特別な物と思います。
リサイクル業者の方 The seller's page may have a sign that it cannot trade with the agent. Please confirm the page first or contact the service staff. If the bid cannot be traded, the bid will be deleted directly by the seller. Please confirm it before making a bid. などご自身で全くプレーヤーを扱う事のないオーディオとは無関係な方が梱包を行うとプラッター
ゴムシート、アームなどをロクに固定もせず送られてしまい本当に呆れる事が多いです。
いくら細かく説明してもわからないのですね。
この点私は趣味でプレーヤーを扱って来ましたので梱包、発送に関しては安心してください。
プラッター、ゴムシート、カウンターウェイトなどは取り外して同梱します。
アームはテープなどで固定して緩衝材も使います。
ただし、段ボール箱や緩衝材はリサイクルを使いますのでご了承ください。
□配送は送料のお徳なおてがる配送ヤマト運輸宅急便(EAZY)、大きさは140サイズになると思います。
□新規の方、悪い評価がある方は即決で落札されても落札者様都合でキャンセルさせて頂く場合があります。
落札後連絡がとれず受取連絡もされない方がいます。新規の方、悪い評価の多い方は入札前に質問欄から必ずご連絡ください。
□動作しない、音が出ないなど重大な初期不良には対応します(商品到着後7日まで)。
とても古い商品です。その後の故障などについてはご容赦ください。
中古商品になります、あまりに神経質な方、購入意思の無い方、完璧を求める方の入札はお控えください。
さらに画像があります。