【UNDERCOVER 2009SS “neoboy & poptonez” シャークソール
PiL期 ジョン・ライドン着想/George Cox DACE意識モデル/XL相当・高需要サイズ】
ご覧いただきありがとうございます。
こちらは、UNDERCOVER 2009年春夏コレクション
「neoboy & poptonez」期にリリースされたシャークソールシューズです。
■ UNDERCOVERというブランドの始まり(1993年〜)
UNDERCOVERは1993年、東京・原宿にて
高橋盾 によって設立されました。
90年代初頭の原宿は、ストリート、古着、パンク、音楽、アートが
まだ明確にジャンル分けされていない混沌とした時代でした。
その中でUNDERCOVERは、
売れる服や分かりやすいトレンドではなく、
パンクを思想として捉えるという立ち位置を一貫して取り続けてきました。
初期のUNDERCOVERは決して洗練されているとは言えず、
むしろ歪で、ノイズがあり、理解されにくい存在でしたが、
そこには常に反骨精神、孤独、違和感が内包されていました。
■ パンクとは音楽ではなく態度であるという思想
UNDERCOVERが特異なのは、
パンクを装飾的な記号や分かりやすい様式として消費しなかった点にあります。
SEX PISTOLS的な破壊衝動だけでなく、
その後に続く
Public Image Ltd.(PiL)以降の
冷たく、知的で、内省的なパンク。
その象徴が
ジョン・ライドン
という存在でした。
派手なアイコンではなく、迎合しないスタンス。
主張よりも態度。
UNDERCOVERは、このポストパンク以降の精神性を、
30年以上にわたって服に落とし込み続けてきたブランドです。
■ 2009SS「neoboy & poptonez」というコレクション
2009年春夏の「neoboy & poptonez」期は、
UNDERCOVERの長い歴史の中でも、
デザイナー自身のルーツであるパンク性が
最も純度高く表出したシーズンとして語られることの多いコレクションです。
ルックブックでは、
PiL期のジョン・ライドンを想起させる
無機質で緊張感のあるスタイリングが多用され、
音楽とファッションの距離が極端に近づいた時代背景も
色濃く反映されています。
■ このシューズのデザイン背景
本モデルのデザインは、
UKフットウェアの名門
George Cox が手がけた
名作 DACE(ダイス)を明確に意識しています。
DACEは、UKパンク〜ポストパンク文脈において
ジョン・ライドンをはじめとする多くのミュージシャンが愛用してきた、
思想としての靴とも言える存在です。
ただしUNDERCOVERは、それをそのまま再現することはしませんでした。
■ UNDERCOVERらしい再構築
本作は、実際のGeorge Cox DACEと比較すると、
全体のフォルムがややシャープに再構築されています。
さらにアウトソールには、
ラバーソールではなくシャークソールを採用。
この選択によって、
土臭さを削ぎ落とし、
よりモード寄りで、無機質で、知的な佇まいが強調されています。
これは、SEX PISTOLS的な衝動ではなく、
PiL期ジョン・ライドンの冷静な反抗性を
足元で表現したものと言えるでしょう。
■ 思想的ファッションブランドとの親和性
この一足はUNDERCOVER単体で語られるだけでなく、
日本のファッション史における思想性の高いブランド群との文脈でも
非常に高い親和性を持っています。
例えば
Comme des Garons が
長年提示してきた、
完成形に回収されない違和感や、
美しさと不穏さの同居といった考え方。
また
PEEL&LIFT に代表される、
UKパンク直系のカウンターカルチャー的精神。
派手さや分かりやすさではなく、
態度や思想、違和感で成立するプロダクトとして、
この2009SSのUNDERCOVERは
まさにジョニオ氏の真骨頂とも言える立ち位置にあります。
■ サイズ・価格帯について
サイズはXL相当で、体感としては約28cm前後。
ラバーソール系、ボリュームシューズの中では
特に需要の高いサイズ感です。
発売当時の定価は6万円前後と、
UNDERCOVERのシューズラインの中でも
しっかりとした価格帯で展開されていたモデルになります。
サイズ、文脈、背景が揃った個体として、
現在では同条件での入手は容易ではありません。
■ コンディションについて
2009年リリースのアイテムのため、
全体的に使用感はございますが、
着用に支障のある致命的なダメージはありません。
アッパー(スエード)には毛羽立ちや使用感がありますが、
大きな破れや裂けはありません。
履き口部分、特にかかと周辺には
解れや擦れが見られますが、
内部構造の崩れはなく、通常着用可能な状態です。
ソールのかかと部分はシューグーにて補修されています。
現状で歩行に問題はなく、そのまま着用可能です。
また構造的に、
ラバーソールへの交換やオールソール交換も比較的容易なため、
今後ミスターミット等でラバーソールに交換し、
よりクラシックなUKパンク寄りの表情で履くことも可能です。
状態については写真を優先してご判断ください。
中古品、年代物にご理解のある方のみご入札ください。
■ 発送について
Yahoo!ゆうパック匿名配送にて発送いたします。
送料は無料です。
簡易梱包となりますが、迅速な発送を心がけます。
■ イタズラ落札対策(必ずご確認ください)
落札後24時間以内のご連絡The remittance needs to be completed within the time required by the sellerをお願いいたします。
48時間以内のお支払いをお願いいたします。
評価が著しく悪い場合、削除・ブロックする場合があります。
事情がある場合は事前にご相談ください。
商品到着後は、速やかに受取連絡をお願いいたします。
■ 最後に
UNDERCOVERは、
流行としてのパンクではなく、
思想としてのパンクを
30年以上にわたって服に落とし込み続けてきたブランドです。
この一足は、
2009年という時代の空気、
ジョニオ氏のルーツ、
そして日本の思想的ファッションの系譜が
一点に収束したプロダクト。
単なる中古靴ではなく、
UNDERCOVERの思想史の一断面として、
ぜひ手に取っていただければと思います。
他にも多数出品しております。
同時梱包可能ですので、ぜひご覧ください。
よろしくお願いいたします。
(2026年 2月 5日 18時 02分 追加)
D-5800