【Lee WESTERNER ウエスターナー 0411/ボルドー/日本製 EDWIN企画/サイズMEDIUM】
Leeの服なのに、どこかドレスウェアのような色気がある。
インディゴブルーでもない。生成りのアイボリーでもない。深みのある、ボルドー。
アメリカンワークウェアを出自としながら、その無骨さだけでは語れないLeeのもうひとつの顔――「WESTERNER(ウエスターナー)」。
今回出品するのは、そのウエスターナーらしい上品さが非常によく表れた、日本製・EDWIN企画の一着です。
1889年、アメリカ・カンザス州サリナで創業したLee。
鉄道員、農夫、工場労働者、カウボーイ――アメリカという巨大な国を実際に動かしていた人々のために、Leeは数々のワークウェアを生み出してきました。
101、101-J、91-J、STORM RIDER。
その歴史を振り返れば、Leeが「働くための服」を作ることにかけて、どれほど優れたブランドだったかが分かります。
しかし、Leeの歴史が面白いのは、その先です。
時代が進み、ワークウェアが単なる労働着ではなくファッションとして街へ入り始めると、Leeもまた新しいアメリカンカジュアルの形を模索していきます。
そこで登場するのがWESTERNER。
ワークウェア由来の機能的な設計を残しながら、従来のインディゴデニムとは異なる素材とカラーリングを用いることで、ぐっと都会的で洗練された表情へ。
「作業着としてのLee」とは違う、もうひとつのLeeを象徴するシリーズです。
そして今回の個体を面白くしている最大の要素が、この色。
赤というには深く、ワインというには少し褪せた、非常に味わいのあるボルドーカラーです。
新品の均一な赤ではありません。
着用と時間を経たことで、縫い目や生地の山には淡い濃淡が生まれ、ボルドーの中に赤、ワイン、くすんだピンクのような色調が混ざり合っています。
この「単色なのに単色に見えない」という表情が実に良い。
インディゴデニムが縦落ちやアタリによって表情を変えていくのとはまた違い、色そのものが柔らかく枯れていくようなエイジング。
写真でもぜひ、その独特な色味をご確認いただければと思います。
そして、もうひとつ注目していただきたいのが生地です。
品質表示は100% COTTON。
ただ、その手触りと表情は一般的なデニムや粗野なワークツイルとは明らかに違います。
目の詰まった生地には独特の滑らかさがあり、表面にはモールスキンを思わせるようなしっとりとしたタッチ。
もちろん品質表示から「モールスキン」と断定するものではありませんが、ガサッとしたワーククロスとは異なる、滑り感のある生地の表情がこのジャケットの魅力です。
光の当たり方によって陰影が柔らかく変化し、深いボルドーとの組み合わせも相まって、ワークジャケットでありながらどこか上品な佇まいがあります。
襟元のタグには「Lee WESTERNER」「SANFORIZED」「The U.S.A. Brand」の文字。
さらに内側には、ヴィンテージウェア好きなら思わず目を留めてしまう「TAILORED SIZES」「SANFORIZED SHRUNK」のクラシカルなグラフィックが入り、その下には、
「企画・生産(株)エドウィン」
「日本製」
の表記。
品番は「0411」。
EDWINによって日本国内で企画・生産されたLeeで、当時の日本企画らしい、アメリカンヴィンテージへの強い意識を感じさせる一着です。
フロントデザインはLeeの名作デニムジャケットを思わせる王道の構成。
左右に配されたフラップ付き胸ポケット、フロントを縦に走る切り替え、裾のアジャスター、そして随所に配置された「Lee」刻印入りボタン。
胸ポケットには黒地に黄色いLeeロゴの小さなピスネーム。
襟元にはクラシカルなWESTERNERの織りネーム。
決して派手な装飾ではありません。
それでもボタン、タグ、ステッチ、生地、シルエット――ひとつひとつを眺めていると、ちゃんと「Leeの服だ」と分かる。
この控えめな説得力こそ、古い日本企画Leeの面白さだと思います。
そして何より、このボルドー。
ウエスターナーといえばオフホワイトやベージュ系を思い浮かべる方も多いと思いますが、こうした深みのあるカラーになると印象は一変します。
アメリカンワークウェアの骨格を持ちながら、どこか古いアメリカのスポーツジャケットやカジュアルウェアを連想させるような品の良さ。
色は主張するのに、決して派手すぎない。
むしろ年月を経て少し落ち着いた現在の色合いだからこそ、ボルドー特有の色気が自然に出ているように感じます。
新品ではなかなか作れない色。
インディゴとはまた違う、「着込まれたコットンの格好良さ」を楽しめる一着です。
■サイズ
表記:MEDIUM
肩幅:約46cm
身幅:約54cm
袖丈:約60cm
着丈:約56cm
平置きでの素人採寸ですので、多少の誤差はご理解ください。
■ディテール
・Lee WESTERNER
・品番 0411
・企画・生産(株)エドウィン
・日本製
・100% COTTON
・SANFORIZED表記
・ボルドー/ワイン系カラー
・Lee刻印ボタン
・左右フラップ付き胸ポケット
・Leeピスネーム
・裾アジャスター
・クラシカルなWESTERNER織りネーム
■状態
USED品となります。
全体に着用や経年による色の濃淡、アタリなどが見られますが、それらを含めて非常に雰囲気のある個体だと思います。
特にボルドーの生地が均一に褪色するのではなく、縫製部分や可動部分を中心に濃淡を作っており、ヴィンテージウェアのような奥行きのある表情に育っています。
こうした経年変化も含めて楽しんでいただける一着です。
状態については主観もございますので、掲載写真をよくご確認のうえ、古着にご理解のある方のご入札をお願いいたします。
■発送方法
ゆうパケット匿名配送
送料無料
コンパクトに梱包して発送いたします。
ゆうパケットのため配達日時の指定はできませんのでご了承ください。
Leeがワークウェアの世界から一歩踏み出し、「着ることそのものを楽しむ服」へと領域を広げていったWESTERNER。
そのデザインを日本のEDWINが作り上げた、MADE IN JAPANの一着。
そして、定番のインディゴともアイボリーともまったく違う、深く枯れたボルドー。
古いLeeが好きな方はもちろん、デニムジャケットとは少し違ったアメリカンヴィンテージの空気を楽しみたい方にも面白い一着だと思います。
新品には新品の美しさがあります。
しかし、こういう服については、時間を経たからこそ出てくる色の方が面白い。
ぜひ写真から、この個体ならではの生地の表情と色味を感じていただければと思います。
■お取引に関するお願い
スムーズなお取引のため、落札後24時間以内のご連絡The remittance needs to be completed within the time required by the seller、48時間以内のお支払いをお願いいたします。
評価内容等からお取引に不安を感じる場合には、入札・落札を取り消させていただく場合がございますので、あらかじめご了承ください。
ご事情により期限内のお手続きが難しい場合は、事前にご相談いただければ可能な範囲で対応いたします。
商品到着後は、内容をご確認のうえ速やかな受取連絡をお願いいたします。
最後まで責任を持って対応いたしますので、どうぞよろしくお願いいたします。
(2026年 8月 11日 17時 02分 追加)
JF12-5000